転勤族でもドラム式洗濯機を買って大丈夫?
こんにちは。転勤族のソルトです。
今回は、ドラム式洗濯機を購入するにあたり、気になるサイズや音・振動について、私が使っているSHARPのドラム式洗濯機を基にご紹介していきます。
この記事は、要約すると、「比較的大きいサイズの洗濯機でも問題なく設置できてるよ。」という内容なのですが、大切なことなので最初にお伝えしておきます。
「転勤族の洗濯機は、極力小さい方が引っ越しの時の新居探しとかラクだよ!」
今までうまく引っ越しできているとはいえ、「次の家では洗濯機ちゃんと置けるだろうか・・・。」という不安がつきまといます。
その不安払拭のために、賃貸物件のリサーチに時間が掛かったり、物件に求める条件が増えたりします。
このことを念頭に置いて読み進めていただければと思います。
現在使っている洗濯機はこちら
現在使用している洗濯機はこちら、「SHARP:ES-W112」(2020年5月に購入)。容量は11kgで、家庭用としては大きいサイズに分類されます。
この洗濯機を使い始めてかれこれ2年ほど経ち、この間に引っ越しを2回しました。
最初に購入した時の賃貸を合わせると、合計3軒の賃貸物件を経験していますが、どの物件でも特に大きな問題なく設置することができました。
また、音に関しては、縦置き型洗濯機で脱水をかける時の音の大きさとそう変わらないように感じています。振動も然りです(たくさんの洗濯物を詰めて回すと振動が大きくなります)。
音や振動に関しては、個人によって感じ方の違いがありますので、絶対に大丈夫ですよとは言い切れないところではあるのですが、一例として参考にしてもらえるように解説していきます。
サイズはどれくらい?
こちらの商品のサイズを説明書に従ってご紹介します。
標準洗濯・脱水容量:11㎏
標準乾燥容量:6㎏
幅64㎝ × 奥行72.8㎝ × 高さ110.4㎝
重量:82㎏
扉:左開き、幅64㎝
「家電は10年くらいは使いたい。先を見据えて大きいのを買おう!」と思って買いましたが、ちょっと思い切り過ぎたような気はしています(笑)あと、若かった。世間知らずだった(笑)
「もう少し小さいの買えばよかったかな。」というのが、今の私の本音です。
この容量で、現在2人暮らし、洗濯は2日に1回です。この洗濯機はファミリー世帯が使うような容量です。
メーカーによっては、同じ容量でもこれよりコンパクトな洗濯機があります。しかし、少なくとも私はこのサイズで3つの賃貸物件をクリアできました。
とはいえ、このサイズを購入する場合、洗濯機としては大きめのサイズであることは意識して賃貸物件を選んだ方が良いです。
あなたが必要とする洗濯機の容量を満たしていて、なおかつ幅や奥行きがスリムな洗濯機があれば、そちらの方が転勤族には適しています。
なんなら、本当にその容量が必要なのかまで考えた方が良いと思います。当たり前のことですが、容量が小さければ洗濯機のサイズも小さくなりますからね。
洗濯機置き場だけでなく、部屋まで洗濯機を運ぶときに通る階段や玄関、廊下の幅も洗濯機より広い必要があるということをお忘れなく。
心配な方は、洗濯機を回す回数を増やすことによって、洗濯機の容量を下げるという方法もありますよ。
ちなみに、私は左開きタイプのものを使っていますが、引っ越しの多い方はその都度間取りが変わると思いますので、どちらが良いかは私にもわかりません。
実はこの洗濯機を買った時の物件の間取りには、左開きタイプは合わなかったのです(私のリサーチ不足)。でもその時も、不便だったけどなんとかなりました。
音や振動の大きさはどれくらい?
こちらの商品の説明書によると、
洗い時:30db
脱水時:37db
乾燥時:39db
となっていますね。
環境省によれば、昼間で50db以下、夜間で40db以下が、特に静穏を要する地域が満たすべき基準値だとされているので、この値は比較的静かだと言えるでしょう。
個人的には、どの状態の時も縦置き型の洗濯機とそう変わらないと感じています。乾燥よりも脱水の方が振動が大きく、音も大きいような気はしますが。
私の場合、「そういえば洗濯機回してたんだ!静かで忘れてたよ。」なんてこともあるくらい気にならない音量ですよ。
縦置き型の方が、洗濯槽が回転する時の「ウィーン」という音が大きかった気がしますね。
ただ、洗濯物をかなりパンパンに詰めた状態で洗濯をすると、脱水時の振動がいつもより大きくなるように感じています。ガタガタガタッという音がしますね。
この音の大きさを何かに例えるのは難しいのですが、しいて言うなら普通体形(BMI22くらいとしましょう)の女性が、ドタドタドタッとフローリングの上を走るような感じですかね。例えが下手ですみません。
とりあえず、「洗濯機よ!大丈夫か!?」と思ってしまうくらいの音はしますね。洗濯物の量が多い時は数回に分けた方が良さそうです。
また、防振ゴムを敷くのが、ベタですがどの洗濯機でもできる騒音対策ですね。
騒音苦情が来たことはある?
私の場合ですが、この商品を使っていて苦情が来たことは一度もありません。
お隣に住んでいらっしゃった方に、「うちのドラム式洗濯機の音、うるさくないですか?」と直接聞いたこともありますが、「全然気にならないですよー!」と言われました。たぶん社交辞令ではないはず。
ただ、これに関しては、賃貸物件の構造・間取りや、お隣さんがどれくらい音に敏感な人であるか、洗濯機を使用する時間帯にもよると思います。
(ちなみにこの時の賃貸物件は築40年近いSRC造。うちの洗濯機置き場は、お隣さんの洗濯機置き場の壁に接した間取りでした。)
この時のお隣さんもドラム式を使っていらっしゃったようですが、私は特に騒音や振動が気になったことはありませんでした。
音や振動に関する心掛け
うちの洗濯機はおそらくそんなに大きな音や振動は起きていないと思っていますが、賃貸物件に住む以上、お隣の方の迷惑にならない時間に洗濯するようには心掛けています。
私が働きながら一人暮らししていた頃は、22:00~7:00までの間には極力使用しないように心掛けていました(この時間の基準も人によって感じ方が違いますよね。洗濯機の音の大きさだけでは判断できない難しいところ。)。
私の場合、一人暮らしをしていた時は、夜遅くなってその日に洗濯できなくても、次の日回せば良いくらいの洗濯物の量しかなかったです。あ、でも忙しい時期は夜に乾燥かけちゃってたな。乾燥機能は結構静かなので大丈夫だろうと思ってました。
2人暮らしになった今でも、洗濯は2日に1回ですしね。これはそれぞれのご家庭によるところだとは思いますが、上手に工夫する必要がありますね。
ドラム式を購入するか迷ったら考えたいポイント
ドラム式洗濯機を買うか、縦置き型の洗濯機を買うか。もし迷う場合は、ご自身の生活スタイルや、洗濯機に対して期待すること、重要視していることを軸に、どちらがあなた自身に合っているかを考えましょう。
改めて考えてみると、「この機能は無くても妥協できるな。」というものも見えてきます。
こちらの記事に、私が2年間ドラム式洗濯機を使って分かったメリット・デメリットをまとめています。
こちらの記事では、縦置き型洗濯機のメリット・デメリットとドラム式を比較した表や、「ドラム式に向いている人・ドラム式にこだわる必要のない人」の特徴を私なりに考察しまとめていますので、よろしければ一度ご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?ドラム式洗濯機と共に引っ越しをしてきた私の経験を基に、洗濯機のサイズや音・振動に関するお話をしました。
ドラム式洗濯機購入の際に、ひとつの目安としてご活用いただけると嬉しいです。
あなたのライフスタイルにぴったりな洗濯機が見つかりますように。それではまた!