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転勤族がドラム式洗濯機を使ってみた【メリット・デメリット】

転勤族がドラム式洗濯機を使った感想と、縦置き型の洗濯機を比較した情報を書いた記事。
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転勤族に合う洗濯機はドラム式?縦置き型?

こんにちは。転勤族のソルトです。今回は家電【ドラム式洗濯機】の話題です。

洗濯機の買い替えを検討中の方は、縦置き型の洗濯機とドラム式、どちらにするか迷っている方も多いのではないでしょうか?

私は、2年ほど前からドラム式洗濯機を使用しています。今回は、「転勤族がドラム式洗濯機に買い替えるメリットとデメリット」を私の体験からお話します。

先に結論として、私の意見をお伝えします。一概にどちらが良いとは言い切れませんが、私は縦置き型が良いと判断しました。今のところ、次回の買い替えでは縦置き型洗濯機を買おうと思っています。

これはあくまで私個人の判断ですので、これからご紹介するドラム式洗濯機のメリットとデメリットを読んで、ご自身に合った洗濯機を選んでもらえればと思います。

ドラム式洗濯機にするメリット・デメリット

私が感じたメリットとデメリットを、比較しやすいように表にしてみました。

※私は乾燥機能が付いた縦置き型洗濯機は使用したことがありません。よって、今回は【乾燥機能付きのドラム式洗濯機】と【乾燥機能のない縦置き型洗濯機】を比較した表となります。

乾燥機付ドラム式乾燥機なし縦置き型
メリット・乾燥機として使える
→梅雨・花粉シーズンに有用性が高い
・節水効果が高い
・洗濯物を干す場所の省スペース化
・置き場所や搬入経路を選ばない            
・洗浄力が高い
・引っ越し時、ドラム式より安く運べる
・ドラム式より比較的安価である
デメリット・大きさによっては置き場所に合わない、搬入経路を通れない可能性がある
・乾燥機能使用分の電気代が掛かる        
・引っ越し時、縦置き型よりお金が掛かる
・衣類の傷みが縦置き型より早い
・乾燥機に入れられない衣類がある
・縦置き型より比較的高価である
・乾燥機能がない
・ドラム式より多くの水を使う
ドラム式洗濯機と縦置き型洗濯機のメリット・デメリット比較表

上記の表を項目別に分けると以下の表になります。あくまで私の意見ですが、洗濯機購入に向けた比較検討の際に参考になさってください。

項目ドラム式縦置き型ソルトの意見
本体価格比較的高価比較的安価求める機能を重視。安い方が嬉しい。
節水効果高い低い電気代と合わせ総合的な検討が必要。
電気代乾燥機能分高くなる乾燥機能がない分安い水道代と合わせ総合的な検討が必要。
乾燥機能家事の時間短縮になる洗濯物を干す時間が必要乾燥機に入れられない衣類は干す必要があることも念頭において検討すべき。
洗浄力縦置き型より低いとされているが、気にならない程度、十分である比較的高いとされている特に違いを感じない。
衣類の傷み早いと感じる普通特に乾燥機を使用することによる衣類ダメージが大。
引っ越し費用縦置き型よりは高いことが多く、搬入時にクレーンを使うことになると更に費用がかさむドラム式よりは安いことが多い引っ越し費用の違いは許容範囲だが、クレーン代がかさむ場合はもったいないと思う。あと、めんどくさい。
間取り・搬入経路置き場所や搬入経路を選ぶ置き場所や搬入経路を選ばない                   置き場所や搬入経路のことを引っ越しの度に考えるのはわずらわしい。
花粉や梅雨等の対策乾燥機能を使える部屋干しとなるため臭いが気になる場合があるこのシーズンに乾燥機能は非常に便利。
【項目別】ドラム式・縦置き型洗濯機の比較検討表

ちなみに、縦型であろうと、ドラム式であろうと、ご近所へ洗濯機の音が漏れていないかは気になりますよね。

どちらのタイプでも使える騒音対策としては、「防振ゴムを敷く」という手があります。

完全に振動がなくなるわけではありませんが、音や振動を軽減してくれる優れものです。

次回は縦置き型にしようと思う理由3つ

引っ越しのトラックの絵。

ここで、私が次回買い替えの際は縦置き型にしようと思っている理由をご紹介します。

①引っ越し先の部屋に搬入できるかどうか、間取りに合うかどうかを気にしないといけないから

やっぱりこれが「転勤族×ドラム式洗濯機」の悩みのタネであると言えます。

ドラム式洗濯機は縦置き型に対してサイズが大きいものが多いので、置き場所だけでなく搬入経路の幅や、玄関の幅も気にしなければいけませんドアが右開きなのか、左開きなのかによっても、洗濯機置き場の間取りに合うかどうかわかりませんしね。私の場合は2~3年に一回は引っ越しがありますので、その度にこれらのことを考えるのは正直めんどくさいです。

「引っ越してみたら洗濯機が大きすぎて部屋に運べない!ベランダからクレーンで搬入!」とか、「買い替えることになった!」なんてことになると面倒ですし、お金もかかりますし、何より疲れるし、悲しいです。

その点縦置き型の洗濯機であれば、ドラム式よりも横幅がスリムな設計であることが多く、大体はどの洗濯機置き場にも置けると思います。これだけで、賃貸物件を探す場合にも選択肢が広がってラクですよね。引っ越しするというだけでやることが多いので、こういったところで手間になることは避けたいものです。

②衣類の痛みが気になるから

これは私の主観ですが、衣類の痛みが本当に早い!最初のうちこそ乾燥機能でバスタオルがふわっふわになることに感動していましたが、今ではそのタオルの生地がぺらっぺらになっています。経年劣化ではあるのですが、なんだか劣化が早いような・・・。

③乾燥機にかけられない衣類が多いから

「ドラム式洗濯機はボタン1つで洗濯~乾燥まで終わるー!!最高!!」

これ、本当のことなんですけど、人によりますよ!衣類のダメージを気にしない人じゃないとできないと思います。

②の理由とも重なるところなんですけど、乾燥機にかけられない衣類って結構多いです。試しにご自宅にある衣類の洗濯表示を確認してみてください。乾燥機NGのもの多くないですか?

衣類の洗濯表示にタンブル乾燥禁止マークが記載されている様子。
この表示がタンブル乾燥禁止の洗濯表示です。自宅用のドラム式洗濯機に付いている乾燥機能の多くもタンブル乾燥に該当します。

つまり、衣類を傷ませずに「洗濯~乾燥」を一気にボタン1つでやろうとすると、乾燥機OKのものしか入れられないことになってしまいます。

「洗濯表示はそんなに気にしてないぜ!なんでも入れちゃうぜ!」って人もいると思います。でも、そうすると衣類の痛みが本当に激しいんですよ。洗濯表示を守ってないんだから自己責任なんですけどね。

にゃんきち
にゃんきち
にゃんきち、気にせずなんでもポイポイ入れてるにゃ!にゃんきちはワイルドな猫を目指してるにゃ。
ソルト
ソルト
にゃんきち、それはワイルドじゃなくて横着って言うんだよ。
夫のコアラ氏
夫のコアラ氏
ソルト君、君も同じでしょ、トホホ。

その結果我が家ではどのようにドラム式洗濯機を使っているかというと、

1)洗濯したいものを全部入れて、洗濯だけ終わらせる

2)洗濯が終わったら、「傷ませたくない衣類」と「ある程度傷んでも許容できる衣類」に分ける

3)「ある程度傷んでも許容できる衣類」をドラム式洗濯機に戻して乾燥をかける(このときパタパタとふるって、シワを伸ばしておくのが重要!)

4)「傷ませたくない衣類」は普通に干す

という工程に分かれます。「あれっ、洗濯がラクになると思ったのに、案外めんどくさいな・・・。」と思うのは私だけではないはず。

ドラム式洗濯機が向いていると思う人

以上を踏まえて、ドラム式洗濯機が向いている人を私なりに考えました。

・乾燥機能を重視している人(乾燥機能に関しては縦置き型よりドラム式が勝るそうです)

・忙しくて洗濯物を干す時間が惜しい、なおかつ衣類が傷む早さをさほど気にしない人

・梅雨時期や花粉シーズン等、洗濯物を外に干せない時期に、部屋干ししたくない人

・女性の一人暮らし等、防犯上、外に洗濯物を干したくない、なおかつ部屋干しが嫌な人

部屋干し臭が気になる人の絵。

こんなところでしょうか?やはり部屋干し臭が気になる人や、衣類へのダメージは気にせず家事の時間を局限したい人には、乾燥機能の付いたドラム式洗濯機を買うメリットは大きいと言えるでしょう。

こちらの記事では、実際に私がドラム式洗濯機を使ってみて気付いたことをさらに詳細にお伝えしています。合わせてご覧ください。

ドラム式ではなくても良いと思う人

逆に、ドラム式洗濯機にこだわる必要のなさそうな人というのも考えてみました。

・引っ越し料金を抑えたい人

・引っ越し先の賃貸物件の選択肢を増やしたい人

・衣類をなるべく長持ちさせたい人

・部屋干しが気にならず、どうしてもという場合は部屋に除湿器を置くなどの対策で事足りる人

家の外で洗濯物を干している様子の絵。

節水や乾燥機機能に特別なこだわりがなければ、縦置き型の洗濯機の方が生活スタイルに合う人も多いのではないでしょうか?

あなたが重視するポイントを考えてみて

今回は、洗濯機はドラム式か縦置き型か、実際にドラム式洗濯機を使っている転勤族の視点から考えてみました。人それぞれ洗濯機に求めるものは違いますし、住居や住んでいる地域も違いますから一概にどちらが良いとは言い切れません。

今回ご紹介したメリット・デメリットを参考に、ご自身の生活スタイルに合った洗濯機を選んでみてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。