転勤族のソルトです。
今回は、サイクリング初心者の私が、レンタサイクルを利用して「しまなみ海道」を走行してきた時のことをお話します。
「しまなみ海道」とは、広島県尾道（おのみち）市と愛媛県今治（いまばり）市を結ぶ、全長約７０ｋｍのサイクリングコース。
美しい島々、穏やかな瀬戸内海の風景を楽しめるこのコースは、ナショナルコースにも認定されており、海外からの注目も集めています。
「ブルーライン」と呼ばれる青色の道路標示に沿って走行することで、土地勘のない人でも道に迷うことなく尾道～今治を行き来できます。
長距離サイクリングの経験が無かった私が初めて挑戦してきましたが、特に問題なく完走でき、穏やかな景色に本当に感動しました。優しい景色を見ながら自転車を漕いでいると、日頃の悩みも忘れてしまいます。
完走した後、「しまなみ海道には残りの人生で何回でもチャレンジしたい！」と思いました。しまなみ海道をきっかけにサイクリングにハマる人も多そうです。
自転車を持っていない方でも、レンタサイクルを利用すれば、手軽に、そして身軽にしまなみ海道のサイクリングに挑戦することができます。
それぞれの島単体での観光にも、レンタサイクルはおすすめですよ。日をまたぐ利用や、乗り捨て利用など、利用方法も融通が利きます。
それでは、早速しまなみ海道でのレンタサイクルについて詳しくご紹介していきます。
レンタサイクルを借りる
しまなみジャパンでは、尾道市から今治市にかけて、しまなみ海道の各所に合計１０箇所の貸出・返却場所（以下、貸出・返却ターミナル）が設置されており、そこで自転車を借りることができます。
借りた自転車はこの１０箇所の貸出・返却ターミナルの内どこかに返却すれば良いので、例えば「尾道市で借りて今治市で返却する」というような使い方が可能です。
乗り捨てスポットとして指定されている宿に宿泊する場合は、その宿に自転車を返却することも可能です。
ただし、乗り捨て利用ができるかどうかは借りる自転車の種類にもよるので、詳しくはしまなみジャパンのホームページ内、「レンタサイクルについて」をご確認ください。
しまなみジャパンのレンタサイクルは、しまなみジャパン公式ホームページからインターネット予約を受け付けています。なお、予約受付は、利用日の４日前までとなります。
予約時には貸出ターミナルと返却ターミナルを指定しますが、返却ターミナルについては当日の体調や天候によって途中で変更することも可能です。
各ターミナルに駐車場あり
「しまなみジャパン」の各ターミナルにはそれぞれ駐車場があり、そこに私有車を置いてサイクリングに出発することが可能です。
ターミナルにより、駐車場が有料となる場合がありますので、詳しくはしまなみジャパン公式ホームページ内、「ターミナル情報」をご確認ください。
自転車故障時のサポートも完備で初心者に安心
途中で自転車の故障やパンクが起きた時のサポートもあります。
万が一故障やパンクなどの不具合が起きた際には、しまなみジャパンに電話連絡をすれば、スタッフの方が駆け付け、自転車交換等の対応をしてもらうことができます。
これはサイクリング初心者には安心ですよね。
ターミナルで自転車を借りて出発！
私がしまなみジャパンで利用したターミナルは、「尾道市民センターむかいしま」です。
ターミナルでは、自転車、ヘルメット、サドルにつけるクッションを借りることができました（ヘルメット・サドル用クッションは無料でした）。
サドル用のクッションは利用することをおすすめします。クロスバイクなどのサドルは固く、長時間乗っているとお尻が痛くなってきます。クッションを付けていても痛くなったので、無い場合はもっと痛いと思います。
ちなみに私は前日の夜に向島の宿に宿泊し、翌朝「尾道市民センターむかいしま」の駐車場に車を置いて出発しました。
自転車貸し出しの際にスタッフの方に申し出れば、駐車場に駐車するための表示を手渡されます。これを車のダッシュボードの外からよく見える位置に置いたらOKです。
旅の最後は返却ターミナルへ
サイクリングを終えたら、あなたが指定した返却ターミナルへ自転車を返却します。これでレンタサイクルは終了です。
レンタサイクルでしまなみ海道を満喫しよう
しまなみ海道に、一度はチャレンジしてみたいという方は多いのではないでしょうか？
自転車をお持ちでない方も気軽に楽しめるレンタサイクルは、故障時のサポートが付いているものを選べば、サイクリング経験の少ない初心者にこそおすすめの選択肢だと言えるでしょう。
ぜひ、優しくて穏やかで、壮大なしまなみの景色を楽しんでみてほしいです。
それでは、良い旅を！
※こちらの記事に記載した情報は、今後変更される可能性があります。必ずご自身で最新情報をご確認ください。※
